日露共同会見 TBS記者 質問にプーチン大統領激怒？ [ニュース]
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こんにちは、草兵です。
29日午後モスクワのクレムリンにて、日露共同会見が行われました。
両首脳は北方領土問題を再開し、経済協力の拡大を通じて領土交渉を加速させることで一致。
会談後には、安全保障・経済分野の協力などの共同声明を発表しました。
とても重要な問題を解決するための糸口となるであろう会談ですが
後の共同会見にて、少々問題が発生しました……。
タイトルにもある「プーチン大統領激怒」の理由です。
会見ですので、必ず記者からの質問コーナーみたいなものがあると思います。
そこで、問題が起こりました。以下に書いていきます。
TBS記者
「TBSの、○○○です。まず安倍総理にお聞きします。
北方領土の帰属問題が解決されない中、現地ではロシア政府によるインフラの整備が進んで
外国系企業が地熱、風力発電施設の建設を受注するなど、
ロシアによる実効支配が強まっているという現実があります。
日本にとっては、受け入れ難いような状況になっていると思いますが、
安倍総理はどのような認識をお持ちでしょうか？」
ここは安倍総理に対する質問ですね。
安倍総理の答えも記します。
安倍総理
「ご指摘のような状況は、確かに日本の立場と相容れないわけでありますが、
今回の共同声明において、双方の隔たりを克服するとあるように、重要なことは、
そのような問題を根本的に解消するために北方領土問題を解決するしかないということでありまして、
今回のプーチン大統領との合意を受けて、交渉を加速化し、そして平和条約の締結に向けて
努力をしていきたいと思います。」
ということでした。
ここまでは、まぁ普通？ではないんでしょうか。
問題はプーチン大統領への質問です……。
上記の安倍総理への質問と関連させていますが
TBS記者
「そしてプーチン大統領にもお聞きします。
ロシア政府は今後も同じような政策を北方領土に対して継続するお考えでしょうか？
そしてその場合、日本との領土交渉への影響については、どのようにお考えでしょうか。」
やけに北方領土問題にグイグイきてますね。
気になりますけども……。
それに対するプーチン大統領の答え
プーチン大統領
「私が今注目したのは、記者の方がこの質問を紙から読み上げていただいたかと思います。
この質問をたぶん、他の人からもらったかと思いますけれども、
その人に対して次のことを伝えていただきたいと思います。
この問題というのが、我々が作ったものではなく、それは過去からの遺産であって、もう60年前のモノです。
それは私達が真にこの問題を解決したいと思います。そこに受け入れ可能な形で解決したいと思います。
もしこのプロセスにおいて、ご協力をなさりたいならば、この問題の解決に際しまして、
環境の整備が必要になってくると思いますけれども、それはよき関係を作ること、
そして信頼……ということが重要であります。
もしこのプロセスにおいて妨げを起こしたいならば、それも可能です。
そのためには、激しくて直接な問題、直接な質問をして
同じような、激しくて直接な回答をもらうことができるかと思います。
それは、それ以外の方法はないと思います。この地域なんですけれども、
ロシアと他の地域と同じようなロシア国民、ロシア国籍を有する人達が住んでいるわけです。
我々がこの人達の生活を考えなければならないし、この生活の水準を考えなければならないのです。
そしてロシアのこの平和条約問題の締結に関するロシア側の立場がよく知られているものであります。
しかし、私達がそのために集まったわけではなくて、私達が集まったのは平和条約交渉の再スタートをして
解決策を模索するために、今回集まったわけです。 ありがとう。」
と答えられています。
言葉の中に多少怒りが感じられると思います。
僕なりに簡単に要約しますと
「原稿見ながら言ってるよね？それ書いた人に言ってください。 日本が協力するなら環境整備、信頼関係が重要になる。 そして妨害することもできる。今回のような感情的な質問で。 我々が今回集まったのは平和条約のためだ。」
という感じでしょうか。
記者のした質問を根本的に解決するためにまず平和条約の締結を目指す会談のはずでした。
しかし、その後の会見でその質問。
なんとも思慮の足らないモノであったと思います。
TBSの記者による問題をいくつか耳にしたことがありますが
重要な外交の場にまでこのような結果を作ってしまうとは。
もちろん国内でも、きちんと主旨にそうよう思慮をめぐらせた質問をするべきですが
日露共同会見でこうなってしまうとは……。
気が緩みすぎているような気がします。
一番前の席で、足を組んで座っている人もいた様子。
外交の場なので、しっかり気を引き締めて頂きたいですね。
日本の芸能人の会見等でも同じことですが。
相手を感情的にさて、素の答えを聞くというのは、一種の才能やテクニックであると思いますが
使用する場面を考えないと、とんでもない結果になってしまいます。
これ以上書くと不満等終わりそうにないので、この辺りで失礼します。笑
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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こんにちは、草兵です。
29日午後モスクワのクレムリンにて、日露共同会見が行われました。
両首脳は北方領土問題を再開し、経済協力の拡大を通じて領土交渉を加速させることで一致。
会談後には、安全保障・経済分野の協力などの共同声明を発表しました。
とても重要な問題を解決するための糸口となるであろう会談ですが
後の共同会見にて、少々問題が発生しました……。
タイトルにもある「プーチン大統領激怒」の理由です。
会見ですので、必ず記者からの質問コーナーみたいなものがあると思います。
そこで、問題が起こりました。以下に書いていきます。
TBS記者
「TBSの、○○○です。まず安倍総理にお聞きします。
北方領土の帰属問題が解決されない中、現地ではロシア政府によるインフラの整備が進んで
外国系企業が地熱、風力発電施設の建設を受注するなど、
ロシアによる実効支配が強まっているという現実があります。
日本にとっては、受け入れ難いような状況になっていると思いますが、
安倍総理はどのような認識をお持ちでしょうか？」
ここは安倍総理に対する質問ですね。
安倍総理の答えも記します。
安倍総理
「ご指摘のような状況は、確かに日本の立場と相容れないわけでありますが、
今回の共同声明において、双方の隔たりを克服するとあるように、重要なことは、
そのような問題を根本的に解消するために北方領土問題を解決するしかないということでありまして、
今回のプーチン大統領との合意を受けて、交渉を加速化し、そして平和条約の締結に向けて
努力をしていきたいと思います。」
ということでした。
ここまでは、まぁ普通？ではないんでしょうか。
問題はプーチン大統領への質問です……。
上記の安倍総理への質問と関連させていますが
TBS記者
「そしてプーチン大統領にもお聞きします。
ロシア政府は今後も同じような政策を北方領土に対して継続するお考えでしょうか？
そしてその場合、日本との領土交渉への影響については、どのようにお考えでしょうか。」
やけに北方領土問題にグイグイきてますね。
気になりますけども……。
それに対するプーチン大統領の答え
プーチン大統領
「私が今注目したのは、記者の方がこの質問を紙から読み上げていただいたかと思います。
この質問をたぶん、他の人からもらったかと思いますけれども、
その人に対して次のことを伝えていただきたいと思います。
この問題というのが、我々が作ったものではなく、それは過去からの遺産であって、もう60年前のモノです。
それは私達が真にこの問題を解決したいと思います。そこに受け入れ可能な形で解決したいと思います。
もしこのプロセスにおいて、ご協力をなさりたいならば、この問題の解決に際しまして、
環境の整備が必要になってくると思いますけれども、それはよき関係を作ること、
そして信頼……ということが重要であります。
もしこのプロセスにおいて妨げを起こしたいならば、それも可能です。
そのためには、激しくて直接な問題、直接な質問をして
同じような、激しくて直接な回答をもらうことができるかと思います。
それは、それ以外の方法はないと思います。この地域なんですけれども、
ロシアと他の地域と同じようなロシア国民、ロシア国籍を有する人達が住んでいるわけです。
我々がこの人達の生活を考えなければならないし、この生活の水準を考えなければならないのです。
そしてロシアのこの平和条約問題の締結に関するロシア側の立場がよく知られているものであります。
しかし、私達がそのために集まったわけではなくて、私達が集まったのは平和条約交渉の再スタートをして
解決策を模索するために、今回集まったわけです。 ありがとう。」
と答えられています。
言葉の中に多少怒りが感じられると思います。
僕なりに簡単に要約しますと
「原稿見ながら言ってるよね？それ書いた人に言ってください。 日本が協力するなら環境整備、信頼関係が重要になる。 そして妨害することもできる。今回のような感情的な質問で。 我々が今回集まったのは平和条約のためだ。」
という感じでしょうか。
記者のした質問を根本的に解決するためにまず平和条約の締結を目指す会談のはずでした。
しかし、その後の会見でその質問。
なんとも思慮の足らないモノであったと思います。
TBSの記者による問題をいくつか耳にしたことがありますが
重要な外交の場にまでこのような結果を作ってしまうとは。
もちろん国内でも、きちんと主旨にそうよう思慮をめぐらせた質問をするべきですが
日露共同会見でこうなってしまうとは……。
気が緩みすぎているような気がします。
一番前の席で、足を組んで座っている人もいた様子。
外交の場なので、しっかり気を引き締めて頂きたいですね。
日本の芸能人の会見等でも同じことですが。
相手を感情的にさて、素の答えを聞くというのは、一種の才能やテクニックであると思いますが
使用する場面を考えないと、とんでもない結果になってしまいます。
これ以上書くと不満等終わりそうにないので、この辺りで失礼します。笑
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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